ブログは「ストック型ビジネス」だ
イケダハヤト氏の本『武器としての書く技術』を読みました。
最近読んだ本の中でも、一番ためになりそうだと思いました。(ためになるかはこれからの自分次第ってコトで)
その中で冒頭の引用部分が、「なるほど~」と思ったり。
そこで『ケーブルテレビに似てるなぁ』と感じました。
ただ書くだけで無くて、その特徴を意識しながら更新するコトは、何らかいい効果がある予感がしています(抽象的ですが…)。
ストック型ビジネスの特徴
よく言われるのは、『安定的に収入・利益が得られる』というコトかと思います。
継続的に更新を続け、大量の記事をブログのなかに格納することができれば、それらの記事が検索エンジンからのアクセスを稼ぐことになり、極論、何もしなくてもそれなりのアクセスが定常的に訪れることになるのです。
私のブログは月間PVで1500前後ですので、まだまだ発展途上ですが、しっかりためればこうなるというコトです。
しかし、『安定的』になるまでには、それ相応の投資が必要なことを忘れてはいけません。
ケーブルテレビの特徴
私は今、ケーブルテレビ関連会社に勤めています。
ケーブルテレビはストック型ビジネスです。あらかじめ設備投資をして、一軒一軒の顧客宅またはアパート・マンションなどの集合住宅へ線を引き込んで、はじめてサービスが提供できます。
まず投資しないコトには始まりません。
そして、営業します。設備だけ作ってもダメです。商品は売らなければいけません。
その結果、加入者が少しずつ増えていきます。
加入者は月額利用料を支払います。サービスに満足し続けている限り(若しくは解約を申し込まない限り)、ずーっとです。
そこで安泰かと思うと、そうでもありません。
時間が経つと、構築した設備のメンテナンスも必要です。
経年劣化もあれば、予期せぬ事故もあります。
自治体が「電柱を無くして地中化する」といえば、一緒に線を埋めなければならなかったりします。
より良いサービスを提供するために、最新の設備に更新する時期も来るでしょう。
みつけた共通点
ブログもそうなのではないでしょうか。
まずはひたすら記事をためます。
ためても読者が増えなければ、質を疑います。
または時代が動いて、内容が陳腐化しているかもしれません。
その記事を修正をしたり、または新しい内容で書き直したりする必要があるでしょう。
順調にアクセスが増えてきたら、今度は強いサーバーに乗り換える必要ができています。
そしてまたメンテナンスを継続します。
その繰り返しで、だんだんブログが成長していくのです。
まとめ
こういった性質を理解すると、『まずはとにかく書いてためることが何より大事』だというコトが分かります。
これからもできるだけ多くの記事を書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
※余談
ここしばらくは書評だったり、読んだ本に対して何かを書くコトはしてこなかったのですが、今回この本を読んでからどんどん書いていこうという気になり、この記事を書きました。