日本企業は、多くの外資系企業と異なり、「職責」が曖昧である。
すなわち、「これは私の責任、これはあなたの責任」という境界線がハッキリしていないのである。
だから、多くの日本企業の現場で重視されるのが、「これは私の仕事ではない」と、言わないことなのだ。
仕事において、「これは私の仕事ではない」と事ある度に言う人は、職場で信用されない。
「中間に上がったフライ」を声をかけて自分からキャッチしに行くような人物が、日本企業で求められている人材だ。
via 面接官 「リーダーシップ」をとった経験はありますか? 学生 「はい、サークルのリーダーをやりました」というやりとりに見る、日本人のリーダーシップ観 | Books&Apps
的を射ているなぁと。
実際に、「私の仕事では無い」という人は比較的多いように思う。
代わりにそれを受けてしまう人には、仕事が集中してしまうというのが私の実感。
弊害と利点
断っておくが、これが良いことかどうかは、別問題である。
「もらっている給料以上のことを求められる」
「できる人に仕事が集中する」
と言った、弊害もあるのかもしれない。
だが、多くの日本企業がこういった責任感を重視しているのは、間違いない。
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ほぼ同じイメージ。
『都合良く使われる』と捉えると、会社に不信感を抱かざるを得ない。
しかし、裏を返すと仕事が集まる→『それだけ多くの経験を積める』というコトでもあると考えるコトも出来る。
それほど悪くない。
利点を感じる人が少数派だと危険。人がつぶれる。
さいごに
ちょっと思うところあって、書きました。
あまり結論めいたことは無いのですが、思ったことを書いておきたいと思いまして。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。