LIFE SHIFTの類書として、Amazonにリコメンドされた以下の本を読みました。
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読んで得られたと思うコトを書きたいと思います。
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主文「生産性を上げよ」
最近上司からもよく言われるんですよねぇ、この言葉。タイムリー過ぎて驚き。
生産性とは、【成果÷かかった時間】でよく定義されます。
本書では、生産性を
=得られた成果÷投入した希少資源(時間やお金)
=アウトプット÷インプット
と表現しています。
割り算ですから、値を高めるには、分子を大きくするか、分母を小さくするか、またはその両方というコトになります。
生産性を上げるには?
一番いいのは、投入する時間やお金を変えずに、得られる成果を増やすコトです。
1つ目
しかし、現実的アプローチとして、まず本書が勧めているのは、投入する時間を減らすコトでした。
私のような会社員でいうと、『残業をしないで帰る』です。
すると、はじめは仕事が捌ききれず、会社に迷惑をかける可能性がありますが、おのずと『限られた時間の中でこの仕事を終わらせるためにはどうすればいいか?』を考え始めると述べられています。
なるほど、そうかも。
私は『追いつめられるまで火がつかないタイプ』なので、これはピンときました。
2つ目
もう一つ、私がこの記事で書きておきたい生産性の上げ方は、やる仕事を選ぶことです。
選ぶ基準は、『かかる時間に対して成果が高いか』です。
よくある庶務やすべてのメールへの返信など、 その中でもし自分がやらなくていいコトであれば、もっと成果が高い仕事に注力するのです。
これは成果が上がりにくいものを人に振ればいいというコトではありません。
優先順位付けをちゃんとするというコトです。
どうせ大した成果が生まれない仕事であれば、(それが全員やるコトが会社で必須でなければ)やらなくても恐らく誰も困りません。
これは、つい『(質はどうあれ)すぐに結果のでる(終わらせられる)仕事』を優先してやってしまうコトを防ぎます。
本当に重要な仕事を先送りにしないために、頭の中に入れておきたいコトだと思いました。
おわりに
他にもいろいろ「なるほどー」と思うコトもありましたが、 知りたい方は本を読んでもらうとして…っと。
先日読んだLIFE SHIFTでは、『生きる時間が長くなる時代に、それを害とせずにきちんと楽しむためには』という視点だったと私は捉えていますが、この本は『限られた時間をより楽しむためには』というイメージでした。
一見、似てないテーマに見えますが、『自己投資をきちんとして、与えられた(有限の、健康な)時間を、幸せに過ごそう!』という共通の理念めいたものがあったと思います。
同じ生きるなら、一度きりだし、楽しまないと損ですしね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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