以下の本を読みました。非常に心が動きました。
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境遇がかなり似ていて、著者の思惑通り、深い『追体験』するコトができたと思います。
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著者
『いつでもスタオバ』というブログを書かれている、滝川徹さんです。
タスク管理界隈のブログをいろいろと読んできた私ですが、この本を読むまで正直存じ上げなかったです……。
概要
この本は、ざっくりいうと『価値観の違いを受け入れること』『サラリーマンでも自由になれる』というコトが書かれていました。
※著者の滝川さん、意図違ったらごめんなさい
自分を重ねやすかった
著者は本のタイトルにもあるとおり『大企業サラリーマン』とのコト。しかも現役。
私もサラリーマンです。連結ベースで5×10の7乗円台の売上高(2015年度:IFRS)があり、従業員数も1万超えの、割と大企業に勤めています。
そして、周りよりも自己啓発に取り組み、ビジネス書などを読み、「自分は組織を変えられるし、変えなければならない」と思っていたところなんかは、まるで一緒。
そんな著者が、考えが浅かった時代、吉越浩一郎さんに憧れた時代、ブロガーの立花岳志さんに出会うこと、カウンセリングで自分の考えを客観する時代などを経て、今の自分があること。赤裸々に書いてありました。
全てとはいいませんが、途中途中の境遇に対する、著者の考え方や周りとの接し方など、「そうそう、そうなんだよ!」と思う箇所が非常に多く、自分を重ねて読むことができました。
たとえば、以下のような部分なんかがそうです。
しかし「どうせわかってもらえない」、「自分がガマンさえすればいい」。そう考えていたため、自分の考えを相手に伝えることができなかったのです。
猛烈にがんばっている時の落とし穴はこういうところにあります。自分に余裕がないので、自分勝手に相手の言葉の意味を解釈して反応してしまい、冷静になることができないのです。 僕は「業務時間外でのコミュニケーションは必要ない」という価値観の持ち主でしたので、当時の僕は余計に上司からのアドバイスに反発してしまったのでしょう。
やはり自分の中で当時葛藤が生まれていました。それは勉強時間の圧倒的な減少でした。
もうね、「ちょー分かる!」と、何度思ったことか。
ここからの脱却・覚醒
ここから著者は、色々なものと出会い、『頑張らないで生きる』コトを覚え、大企業サラリーマンでも残業を極力ゼロにし、自由を手に入れるコトになっていくわけです。
私自身は、2年ほど前に体調を崩し、少し会社を休んだ時期がありました。
そして、一部ではあるものの、著者と同じく『がんばらない』考え方を身につけたつもりです。
しかし、まだ『ここまでは突き抜けてないな』と感じています。
さいごに
とりあえず「私も覚醒したい!」と思っているところです(笑´∀`)
周りの環境や同僚、先輩、上司などの協力や理解を得る必要な部分もあります。
また、ぼやっとではありますが、著者とは異なる『やりたいコト』があります。
この部分は、まるまるコピーするのでは無く、この本を読んだことをあくまで参考とし、小さな実験を繰り返し、自分に腹落ちするやり方を探していくのだと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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