5/21(日)、4年に1度のさいたま市長選挙があったので、市民である私も投票に行ってきました。
今日はその『選挙』について、書いてみようと思います。
Ads.
選挙とは
選挙(せんきょ)とは、首長や議員、団体の代表者や役員を選び出すこと。国政に関する選挙は国政選挙(こくせいせんきょ)、地方自治に関する選挙は地方選挙(ちほうせんきょ)と称される。
via 選挙 - Wikipedia
今回は、地方自治に関するものなので、地方選挙です。
何らかの役目を果たすのに、全員参加では大変だから、そのコトをやりたい人を募って、その人の中でみんなで選んで決めようというものですね。
よくいかない人が多いと聞くけどいいの?
日本では『選挙権』という権利が国民にあります。
誰かを選ぶ、という権利です。
これは権利であって、義務ではないので、投票しない人を責めることはできません。
ただ単に、その人が権利を行使しないだけです。
しかし、私はこれを『良くない現状』と考えています。
投票率30%とかザラですが、これってつまり
30%の人が(多数決で)選んだ人に委ねる
ってコトです。
言い方を変えると、残りの70%の人は、見える候補者ではなく、見知らぬ30%を選んだというコトになります。
これを図示してみます。
100人選挙権を持った人が居て、投票率が30%で、A候補とB候補にそれぞれ20票、10票入ったとします。
ここで残り70人の人は、こう決めたことになります。
こういう考えもあると思います。(70人を、20:10に分けて割り振りました)
『投票に行った30%と同じ意見』だったらこうかも知れませんが、投票しない人の捉え方としては『30%の投票結果に委ねる』というコトだと思うので、上のイメージがあっていると私は考えています。
どうでしょう?
私は気持ち悪いですね、オレンジ部分に入るのは。
野党が与党を攻撃する件
ちょっとハナシが逸れますが、国会の議論で野党が与党を攻撃する光景をテレビやニュースなどを通して見たことがあると思います。
先日は『強行採決』なんて言葉でも出ましたね。
多数決なので、少数派の声を潰すことは可能です。事実でしょう。
また悪意を持った多数派が良くない政治を行う可能性はゼロではありません。
しかし、そもそもそれを選んだのは国民で、選挙を通しておまかせしているわけです。
会社の会議でも、全員のいうコトを聞いていたら、まとまる話もまとまらないというコトは、いわゆるサラリーマンの方は同意してくれるのではないかと思います。
本当に『多数決が悪』なら、既に制度が崩壊しているでしょうし。
で、前項のグラフのハナシですが。
オレンジ部分って結構影響力凄いですよね。
そこで、『政策を実現するにはどうしたらいいか』を改めて考えたときに、野党は与党をどうにかするのではなくて、オレンジの人たちを仲間にしないといけないコトに気付きます。
もちろん、総選挙をちょこちょこやるワケにも行かないし、目の前の法案をどうにかしようと思ったら、議会で攻めるしかないのですが、それ以前に国民は与党を選挙で選んでいるわけです。
そして、多数派は与党で、民主主義(多数決)を採用している国の制度がそうなっているのだから。
周りを巻き込むって会社員でも大事ですしNE!。
おわりに
よく、『政治』と『性』はブログではタブー視されるコトが多いですが、思い切って思うところを書いてみました。
何に対しても『他人事』ではなく『自分事』として捉えるコトが大事といいますよね。
『選挙に参加する』というコトは、政治を『自分事』として捉える第一歩だと思います。
念のため書いておきますが、この記事は、特定の政党を支持するものでも非難するものでもありません。また、特定の政策に対しても同様です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ソニー・ミュージックレーベルズ (2016-04-06)
売り上げランキング: 1,617