『男女には差がある』ということを、1999年に書かれています。
平等と同等は違います。
差別ではありません。区別はする必要があります。
それを、誤解を恐れることなく、事実を書いている本でした。
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男女差別がタブーとされている世の中
男は働き、女は家で家事をする。
もはや昭和の概念と呼ばれて久しいですね。
『男女雇用機会均等法』が施行されたのは1986年のこと。
最近の女性の社会進出はめざましく、少子高齢化が進むことを考慮すれば、なおいっそう女性の働き手は不可欠になっていくでしょう。
つまり、差別する必要もないし、むしろ働こうよ!
これって男性も女性もそう思っているコトですね。
平等は政治、同等は科学
社会的に『平等』に扱うことは大事なコトです。差別はいけません。性別に関わらず、人種や肌の色、いろいろあるかと思います。
しかし、科学的に『同等』ではないコトも紛れもない事実であると、本書には書いてあります。
ここ大事。
男は狩りにでて食料を調達してくる。
女は子を育て家を守る。
これは、今風に言うと『細胞レベル』で決まっている。
体験的に知れて良かったと思ったこと
男女差についていろいろ書かれていますが、私が「これはもっと早く知っていれば!」と思ったことを記します。
- 男は一点集中(シングルタスク)、女は複数平行(マルチタスク)が得意
- 男は考えるときに黙る、女は考えるときにしゃべる
- 女は関係と協力を、男は力と地位を欲しがる
- 女は感情に訴え、男は言葉じりをとらえる
いずれも、なるほどぉ。って感覚的に思いました。
そして、「あの時、知ってたら、もっとうまくいったかもしれないのに!」とぼんやり思うのです。
おわりに
赤と青は違う色というのと、男と女は違う性っていうのは、どちらも当然のコトです。
それを無視して振る舞おうとするのは、生物としておかしいんですよね。
人間以外の(知的に低レベルな)生き物は、みなオスとメスとを明確に役割分担して生きているのに。
みんな違ってみんないいのだから、男女も違ってアタリマエ。
その特性を知っておくコトは、決して不利益なコトにはならないと思います。
オススメ本!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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追記(2017/8/3)
続編の記事も書きました↓
これは、一言で言うと、「男と女の差を認識した上で、豊かな人生を送る方法」が書かれています。