2017/08/18(金)『サマーウォーズ』というアニメ映画を、テレビ地上波で初めて見ました。
8年前に公開されたこの作品ですが、だいぶ先進的!と感じたので、記しておこうと思います。
※なので、ちょっぴりネタバレありますので、ご注意。8年経って今さら感ありますが、念のため。
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概要
ストーリー概要(個人的解釈あり)
インターネット上の仮想世界OZ(オズ)上で繰り広げられるバトル。数学が得意な高校2年生とその先輩親族とが協力して、暴走した高度AIに立ち向かう。
監督
細田守(1967年9月19日~)
富山県中新川郡上市町出身のアニメ監督、アニメーター。2005年からフリー。金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科油絵専攻卒業。日本アニメーター・演出協会 (JAniCA) 会員。
via 細田守 - Wikipedia
観て感じたコト
制作者の想像力ハンパない!
のと同時に、
今では現実見がある!
公開されたのは2009年
私が初めてiPhone3Gを手に入れた年です。
その頃、AIというものは知っていたけど、ファンタジーでSFの世界だった。
それから8年。
僅か8年しか経ってないのに、今はもう現実味ある!
AIのこれから
この映画の『一晩で人力で2000ケタ以上の暗号を解読する』という点においては、ファンタジーなのだが、その結果として引き起こされた結果については、起こりうるかも!?と思わせてくれました。
現時点で、ディープラーニングという技術があります。ビッグデータがあります。
高度なプログラムで作成されたAI(Artificial Intelligence: 人工知能)は、それを人間よりもはるかに早いスピードで学習できるところまで来ています。
作品中に出てくるように、個人がインターネット上の仮想世界と紐付けられ、高度な暗号化技術によって管理されるコトになるとして
膨大なデータが目の前にあって
暗号化技術をくぐり抜け
AIが人知を越えた存在に成長する
そこに善意や悪意は存在せず、ただひたすら学習・改善のために情報を吸い続け
結果、地球の将来のために最短のルートを選択して、実行する
その結果が
『人類のさらなる繁栄』なのか
『数千万オーダーの数だけある動植物類の中で、人間はいない方がいい』なのか。
なんだか、ぞっとしますね。
そんなコトを、この作品を見て感じました。
おわりに
子どもの頃、SFとして見ていた設定も、今や現実だったり近未来くらいまで近づいているコトって多いですよね。
私が子どもの頃は、携帯できる機械はウォークマンだった。
8年前はiPhone黎明期。
今や、スマホやタブレットは当たり前。
VRやARといった技術も、一般人が手に届くところまで来ている。
あと8年後は?
いや、あと3年後は?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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