この本を読みました。
私の結論としては
この提案は受けるべき
というコトです。
この提案、非常に分かりやすく書かれていました。
好きなことだけで生きていけますよ、というのと同時に、好きなことじゃないと生きていけませんよ、というコトでもありました。
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章立て
以下のような構成になっていました。
- プロローグ
- 第1章 「好きなこと」を増やすだけで、あなたの人生は大きく変わる
- 第2章 新しいアイデアは、必ず「好きなこと」の中から生まれる。
- 第3章 伝え方一つで、「ダメ」なアイデアも「いい」アイデアに変わる。
- 第4章 「うまくいかないときにどうするか」が、好きなことをし続けられるかを決める。
- エピローグ
『提案』というだけあって、プロローグで結論が述べられ、それを強化する各章があり、最後にまた結論と、提案の本質が記されていました。
かなり読みやすかったです。するするっと読めました。
提案の前提:これからの時代とは
筆者はいいます。
明治維新から150年の今、明治維新以上の変革が訪れようとしている。と。
江戸から明治への移行は、黒船の到来がキッカケで、日本のシステムに様々な変革が起こった。
現代においては、いわゆるIT(情報技術)の革命的な進歩。
提案内容:好きなことを仕事にするための方法
事実という側面
これは『提案』が書かれている本でありますが、『事実』のハナシでもあったと思います。
これほどITが進歩する前、好きなことを仕事にすることは、個人レベルでは不可能だったのです。
ところが、今は、それができる時代。
好きなことは仕事になる!という事実を教えてくれていて、それと同時にどうすれば仕事にできるのかを教えてくれています。
ポイント
いろいろ書かれていますが、大きなポイントとしては、私は以下の内容だと思います。
それは、
「好きなこと」を増やしていって、その中から今できることをやっていく
つい、「夢=好きなこと」という考えに縛られている、と筆者はいいます。
夢は、まさに夢みたいな内容で、実現可能性が低いことが往々にしてあると思います。
筆者のアプローチは、夢≒壮大なもの、という観念を捨てて、夢物語ではない「好きなこと」をどんどん増やしていこう!創っていこう!というものです。
方法
たとえばこれ。
あらゆることを「自分ごと化」し、当事者意識を持つことこそが、成功への近道なのです。
これは、いろいろなところでいわれていることですが、ある1つのコトに対して、他人事だと思っている人は、そのコトに対して好きにもなれないし、つまらないまま。
自分事だと思うようになると、どんどん自主的にやっていく。これを使っていくわけです。
もう1つ、紹介したい一文があります。
「自分の好奇心に躊躇しない」
これは水道橋博士さんの言葉ですが、まさにそれが大事だと、僕も思います。
何か、カッコイイ(*゜▽゜*)
そして、本質なんだと思います。
「好きなこと」を増やすには、先ほど書いたように他人事姿勢では難しいです。
自分事ににするというコトは、この好奇心、自分の内から出てくる好奇心に対して面倒臭がらずに、行動するというコトだと思いました。
私は、新しいものにすぐに飛びつきたくなります。または、人が勧めてくれたものにも興味を持ちます。
でも、全部に反応しようとすると、大変なんですよね(^▽^;)
時間も割くし、お金も使う場合もあるし。
そうなると、好奇心が面倒になる時があります。
「後でいいや」とか、「今は忙しいから」とか、そうなってきちゃう経験あります。振り返ってみたらありました。
この本を読んで、「それじゃダメだ!」と思いました。
おわりに
他にもたくさん書かれています。
Amazonの内容説明に書かれているコトを引用します。
この時代に生まれて本当によかった!
もう、嫌いな仕事をガマンしてやり続けなくてもいいんです。
好きなことを仕事にして楽しく生きられる。
むしろ、そうしないと生き残れない時代が、あと数年でやってきます。
しかも、コツをつかめば、今なら誰でも好きなことだけやって生きていける。
変革期の今こそチャンスなんです。
チャンスなんですよ。日本語で言うと、好機。
偶然にも「好き」という字が使われていますね。
私も、好きなことだけやって生きていこうと思います。
この感覚に少しでも同調できる方は、ぜひ読んでみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。