前作『話を聞かない男、地図が読めない女』の続編である本書『嘘つき男と泣き虫女』を読みました。
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目次
章立てを見るだけでも、興味が湧いてきませんか?
はじめに
第1章 女の小言 ◎攻撃の手はゆるめない
第2章 女をいらだたせる男の七つの行動
第3章 どうして女はすぐ泣くのか? ◎女の涙は最強の脅し
第4章 女の評価システム ◎こうして男の一週間はだいなしになる
第5章 男をめぐる七つの謎を解明する
第6章 もうひとりの手強い女 ◎彼の母親
第7章 女の言葉に込められた五つの秘密
第8章 セックスアピール度テスト(女編) ◎男をその気にさせる作戦
第9章 男をとりこにするために ◎女の性的魅力
第10章 セックスアピール度テスト(男編) ◎女の目に映るあなたはイケメン、それともダメ男?
第11章 女に火をつける方法 ◎男の性的魅力
第12章 なぜ男は嘘つきなのか
第13章 男が狩りをやめるとき ◎引退後の人生
訳者あとがき
お伝えしたいことが絞れない…
これ、どの章も非常に重要なコトが書かれています。
強いて言えば、アピール度テストは飛ばしてもいいかな(^▽^;)
前作に引き続き、性別の差を認識することの重要性、…つまり性別の差を認識することは差別ではなく区別であって、違うものは違うと正しく理解することは、非常に大事なことであることが分かります。
読んでほしい方
私が思う、ぜひ読んでほしい方を記しておきます。
- 結婚してから、配偶者のイメージが変わった方
- 交際していて、結婚を考えている方
- 仕事をしている配偶者または本人が、そろそろ引退を迎える方
- 異性を部下に持つ上司、および部下
ただのコミュニケーションだけでなく、性差を意識したコミュニケーションをするコトで、劇的にスムーズになると思います!
おわりに
人間以外の動物は、間違いなくそれぞれの性の役割を認識して生きています。
人間は『理性』を手に入れ、『本能』だけで生きていない高等生物です。
しかしながら、何万年の人類の歴史の中で、「女性も外で働こう」とか「家事は男性もやるべきだ」などと言い出したのは、僅か数十年です。
勢いや流行で、そう簡単には何万年受け継いだ遺伝子は変わらないのです。
きっとその仕組みが分かる頃は、私たちは生きていないでしょう。
それであれば、正しく性別(=男と女は生物学的に違うものだというコト)と向き合って、暮らしていくのがいいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
↓前作を読んだときの記事です。
『男女には差がある』ということを、1999年に書かれています。 平等と同等は違います。 差別ではありません。区別はする必要があります。 それを、誤解を恐れることなく、事実を書いている本でした。