『社内報担当1年生が読む本』という本を読みました。
『社内報』について書かれた本ですが、そもそもの『広報』のコトが、この本のおかげでよく分かりました。
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読んだキッカケ
まさに『社内報』に絡む業務に携わるコトになったからです。
少し詳しく言うと
社内報担当自体は、いわゆる広報部の中にいるのです。
しかし、広報部だけでは会社内の幅広い業務について伝えきれないため、広報部の外に『特派員』という名目でネタ・記事集めをする役割を持ったスタッフを設けて、より内容に厚みのある記事づくりをしています。
その『特派員』の1人に、私がなるコトになったのです。
任期は1年。
そのために、まずはこの本を。というコトで読みました。
広報とは。社内報とは
私の広報のイメージは、完全に『社外向け発信』だったのですが、社内報のような『社内向け』もあるのだと、初めて認識しました。
社内報自体は、ずっと見ていたのですが、意識しないと気付かないものですね。
広く報(しら)せる
字の如くです。
商品だったり、サービスだったり、報せないと周りは分からないですね。報せることでそのものの価値を認識してもらったり、正しく理解してもらったりするわけです。
そして、報せる先は、社外だけでなく社内も含まれる。というコト。
社内でも、他部署のコトは分からない。なんてコトもよくありますよね。
社内向け広報の意味
では、なぜ社内にも広報活動が必要か。
この本には5つのポイントが書かれていました。
- 経営理念・経営方針の周知
- コミュニケーションの活性化
- 情報の共有
- 企業文化の継承と醸成
- 社内の一体感をつくる
これらは全て、会社が抱える問題・課題を解決するためのものです。
5項目とも仮に『出来ていない』と想像すると、絶対にその会社はロスしまくっているでしょう。
社内向け広報とは、こういう役割があるのだと知りました。
キーワード
「伝える」と「伝わる」
何にでも当てはまりますが、コミュニケーションは2者以上がいて成り立ちます。
よくあるのが「あの時ちゃんと言ったよね!?」とか、「メール残っているでしょ」とか、伝える側が伝えた気になって、実は伝わっていないというミスコミュニケーションです。
意識すべきは『この内容で伝わるのかどうか』。
特に広報においては、その会社や部署の代表として、後にも残る形で情報を発信することがほとんどです。
ここでしくじると致命的。
逆に、ここでうまく伝えて、正しく伝われば、その会社なり部署なりは伸びていくわけですね。
できあがるまでのプロセス
これは社内報に限らず、一般的な書籍なども同じなのではないでしょうか。
- 企画
- 編集会議
- ラフ作成
- 素材集め
- 制作依頼(入稿)
- チェック(校正)
- 校了
- 印刷・製本
- 完成!
私は今回、前述の通り社内報メイン担当ではなく、『特派員』のため、途中に出てくる制作依頼を受け、入稿するのが役割なのですが、その記事の制作においても、規模は小さいものの企画~校正まではやるコトになります。
こうやって、前後を知るのも大事ですね。
おわりに
今回、所属している会社の社内報に携わるコトになって、初めて知った広報の役割。
これって、他の仕事にも通じるものがあると思いました。
そして、どんな仕事にも、規模はともあれ、広報活動の重要性は非常に高いものだと、認識しました。
広報担当の方、尊敬します!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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