2018年1月7日日曜日

横綱が張り手してもいいよ



昨年から相撲界ではいろいろな悪いニュースがあって、相撲ファンとしては悲しい限りなのですが

『白鵬の相撲は【横綱相撲ではない】』という指摘について、私見を書いておきたいと思います。


Ads.s

指摘内容

直近では、横綱審議委員会に対して、視聴者の方から多数の投書をいただいたとして、会長からの『苦言』がある。

張り手、勝ちあげは15日間のうちの10日以上もある。『こういう取り口は横綱相撲にはありえない』『美しくない』『見たくない』というもの。

via 横審が白鵬の取り口を非難「横綱相撲にはありえない」「美しくない」 : スポーツ報知

この他にも、取り組み後のガッツポーズや、相手が土俵に出た後にさらに相手を押すなど、『品格』に欠けるというものもある。

私見

結論から言うと、『ルール内なのでOK』

それがNGなら、ルール化すれば良い。
横綱は使っちゃダメ、とか。

昔、水泳をやっていた私は、鈴木大地の背泳ぎのバサロスタートを思い出す。

当時25m水中で進んだんですよね。

で、その後、それはダメってなったんです。1回あたり12.5mまでってなった。

でも、やった当時は禁止されていなかった。それがいいタイムが出るからやった。それで良いと思う。

期待

少し話は逸れるが、歌舞伎で『大江戸りびんぐでっど』という作品がある。

>>大江戸りびんぐでっど | 作品一覧 | シネマ歌舞伎 | 松竹

宮藤官九郎が手掛けた新作歌舞伎『大江戸りびんぐでっど』は、制作が発表されるとたちまち話題騒然となりました。江戸時代に現れた"ぞんび"が、人間の代わりに派遣社員として働くという奇抜なアイデアに始まり、音楽・向井秀徳、衣裳・伊賀大介、道具幕デザイン・しりあがり寿など、異色の才能が歌舞伎座に集結。流行りの一発芸から下ネタ、ヒップホップにゾンビテイストを加えたダンスなどのエンタテインメント性のみならず、社会問題となっている派遣切りも題材にし、現代の歌舞伎が誕生しました。

via 大江戸りびんぐでっど | 作品一覧 | シネマ歌舞伎 | 松竹

これ、ご年配の方は、途中で退席された方が多かったと聞いています。
理解が出来なかったのだと思います。

「これが歌舞伎?????」

みたいな。

「歌舞伎は伝統芸能なのに、こんなアレンジして!!」

みたいな。


歌舞伎は元々大衆娯楽で、当時の最新ニュースを面白おかしく表現した。という話もあります。
つまり、世相にあった演目を作り、それを上演することになんら不思議はないのです。


相撲でもそういうのあってもいいと思うんですよね。

今が、本当におかしいのであれば、きちんと手続き踏んで変えればいい。

きちんと生き残りたいなら、変わればいい。

「白鵬自身が自覚を促すよう、協会としても工夫、努力をして欲しい」とか、そういう個人の『忖度』とか『精神論』にだけ頼るのはやめよう。

おわりに

他にも案件ありますけど、いずれにしても硬直的に考えていては、前には進めませんよね。

これからも相撲、応援してます!


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

0 コメント :
コメントを投稿

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...