毎年秋くらいからフィギュアスケート、見ていて楽しいですね。
今年はオリンピックもあって、男女ともに大注目の競技だと思います。
そのフィギュアスケートのうち、シングル。1人で滑るやつですね。テレビで見ていると、最後にスコアが出ます。
1つが技術点、もう1つが演技構成点と言われています。
ココでは、テレビで見ているだけだと分からない、それぞれの点数の内訳を確認する方法を記しておこうと思います。
これが分かると、フィギュアスケートをもっと楽しめますよ!
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基本
先の通り、フィギュアスケートのシングルでは2つの種類の得点があります。
技術点(Technical Element Score)
決まった要素に対して獲得できる点数。
ジャンプとかスピンとかにつくやつです。
これは、テレビ中継でも結構やるのでなじみあると思います。
演技構成点(Program Component Score)
なじみないのがコチラ。
5つの各要素に対して、10点満点×係数で獲得できる点数。
- スケート技術(Skating Skills, 略記号:SS)
- 要素のつなぎ(Transitions / Linking Footwork, 略記号:TR)
- 動作/身のこなし(Performance / Execution, 略記号: PE)
- 振り付け/構成(Choreography / Composition, 略記号: CH)
- 曲の解釈(Interpretation, 略記号: IN)
- 係数(2017-18シーズン時点)
男子シングルショート=1.0、フリー=2.0
女子シングルショート=0.8、フリー=1.6
係数は4つあるので
男子ショート: 5要素×10点満点×係数1.0 = 50点満点
男子フリー: 5要素×10点満点×係数2.0 = 100点満点
女子ショート: 5要素×10点満点×係数0.8 = 40点満点
女子フリー: 5要素×10点満点×係数1.6 = 80点満点
となっています。
技術点はその構成要素によって上限がないのですが、構成点は上限があるんですね。
これ、結構知られていないのではないでしょうか。
結果の確認の仕方
まず、ISU(The International Skating Union)国際スケート連盟が関わっている試合であるコトが前提とします。
オリンピックももちろん対象ですよ。
確認するには、ISUのサイトに行きます。
英語ですが、その中から『Figure Skating』へ。
『Event』という箇所から、その大会のページに行きましょう。
2018平昌オリンピックなら、以下のリンクでいけます。
↓
>>Olympic Winter Games 2018 - ISU
ここの右下に、『// ENTRIES/RESULTS』 に、Result Linkがあるので、進みましょう。
どの大会でも、右下に『// ENTRIES/RESULTS』があります。
↓こんなカンジ
2018平昌オリンピックなら、以下のページにたどり着けば正解です。
>>Olympic Winter Games PyeongChang 2018
↓こんなページ
上記の『Result』にいくと、ショートとフリーの合計の結果だけが見れますが、今回はちょっと詳細を見たいので『Starting Order / Detailed Classification』をクリックしましょう。
↓こうなります。
TESが、技術点(Technical Element Score)
PCSが、構成点(Program Component Score)
→SSから右は構成点の5項目が並んでいます。
今回は説明しませんが、Ded.が減点で、TSSが最終得点になっています。
1位の羽生選手は、構成点のうち『PE(動作/身のこなし)』が、9.86と高いスコアになっていますね。
技術点は、テレビ中継の中でも説明あると思いますが、構成点はなかなか知る機会がないと思います。
しかし、ISUのサイトに行けば、競技終了直後には情報がそろっています。
そして、TwitterのISU公式アカウントをフォローしていれば、毎回直後にリンクをツイートしていて、その大会のページまでは一気にたどり着けるので便利です。
>>ISU Figure Skating(@ISU_Figure)さん | Twitter
おわりに
選手によって、どの要素が強いのか、弱いのか。
これを見るとよーく分かります。
ちなみに、もっとよく知りたい場合には、『Judges Scores (pdf)』を見ると、さらに分かります。
これは、また機会があれば書こうかと思います。
追記(2018/2/25)
Judges Scoreについて書きました。
>>フィギュアスケートの得点をもっとよく見てみよう | A's Thought web-Log(ATL)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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