西野亮廣さんの本を読みました。
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前から読みたくて、Amazonの幻冬舎フェアのときに安く買って。しばらく放置していました(^▽^;)
ちょうど最近、時間の合間がぽっとできたので、一気読みしました。
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ファンファーレは鳴った
鳴らしたのは西野さん?
いや、今のこの時代なのでしょう。
お金の持つ価値の性質が変わり
今まで同様に『何にでも交換できる』というものでは無くなった
という印象を持ちました。
お金とは
本書では以下のように書かれています。
お金とは「信用を数値化したもの」なのである。
貝殻から始まり、貨幣になり、紙幣になり、クレジットカードという"数値"になり……という、形こそ変わっていますが、
お金は信用証明書
以下のように、分かりやすく説明してくれています。
「お金」とは信用を数値化したものだ。
たとえば、魚を100匹売りさばいた時に、「この人は魚を100匹売りさばいた信用のおける人ですよー」という「信用証明書」が貰える。
その後、自転車が欲しければ、自分が持っている信用証明書と自転車を交換してもらう。
言うまでもないが、この信用証明書の名前が「お金」だ。
この「信用交換」の仕組みは、今も昔も変わらないと言っています。
お金の本質を理解すべし
さて、私はなぜ本書を読んで『何にでも交換できなくなった』と思ったか。
それは今まで『お金=信用』であると思っていなかったから。
お金は信用とは縁遠くて、とにかく他のモノと交換できるモノだと思っていました。
しかし、著者は『お金=信用』と言っています。
SNSがこれだけ普及した今の時代。
『信用』を損なうのは一瞬で、築き上げるのは並大抵ではありません。
いや、築き上げるのも、もしかしたら敷居は下がったのかもしれません。
以前は大型メディアに露出できる一部の人にしか得られなかったモノが、今はSNSによって、瞬時にあらゆる人と接触する可能性が生まれました。
なので
『一度信用を損なった人が、再構築するのは並大抵ではない』けれど、『まっさらの人が築き上げるのは、昔と比べて簡単になった』
と言う方が正しいかも。
お金の流れ
川谷絵音とベッキーの、いわゆるゲス不倫事例が書かれていました。
事案後、活動を続けることができたゲスの極み乙女。
かたやベッキーはぱたっと活動が止まってしまった。
なぜか。
ゲスの極み乙女。は、ファンが直接お金を払う流れがある。ライブとかグッズとか。
ベッキーは、基本はスポンサーからの収入。
ベッキーにとっては、スポンサーからの信用を失ってしまったので、仕事が途絶えたのだが、ゲスの極み乙女。はファンが離れなかったので、仕事があった。
なるほど。
ちなみに、私は以前からベッキー大好きです。
テレビで映っていたら見ちゃいます。
でも
私からベッキーにお金が流れていくようなルートはないし
ベッキーの仕事はテレビタレントで、スポンサーから嫌われれば、どうにもならないのです。
これは著者である西野亮廣も同じでしょう。
世間的には、ちょー嫌われ者。
だけど、きっちりお金を提供してくれる人たちの信用はかなり高く、テレビに出ていなくても、またはテレビの言うことを聞かなくても、相当なビジネス上の実績を残している。
だから私もこの本を買ったわけだ。
私の信用
私も『お金』が欲しいなぁと思います。
『お金=信用』であるから、つまり『信用』を得ないといけません。
足元を見ると、職場内ではそれなりの信用を得ている気がします。(←誰か評価して欲しい)
しかし、ひとたび職場を出れば、誰も知らない一般人の集合の一つでしかありません。
さて、どうしたものか。
そのヒントがたくさん本書に書かれていました。
おわりに
何で『お金』がほしいんだっけ。
という素朴な疑問にも答えていった方がいいと思いました。
そのうえで、自分なりの戦略を考えて、実行していくのが良さそうです。
このブログは信用構築の一助となっているのだろうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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