2018年11月18日日曜日

キログラムだけで無く、他の基準単位(SI)も変更されるそうです



2018/11/16に、フランスで開催中の「国際度量衡総会」でキログラム(kg)の提議改定案が承認されたそうです。

適用開始は、2019/5/20の世界計量記念日からとのこと。

しかし、実は同時にアンペア(A)・ケルビン(K)・モル(mol)の定義改定案も承認されています。

ただキログラムは、7つある【国際単位系(SI: International System of Units)】の中で唯一人工物基準の単位であったため、結構ニュースになっているようです。


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国際単位系:SIとは

世の中には、無数の単位がありますが、その中で7つだけ【国際単位系(略称SI)】と呼ばれる単位があるのです。

>>国際単位系 - Wikipedia

>>新しいSIの定義 - Wikipedia

私も、最近知りました。

抜粋して記載しておきます。
そして、今回改訂になった単位について、緑に塗ってみました。

名称

記号

長さ メートル m
質量 キログラム kg
時間 s
電流 アンペア A
熱力学温度 ケルビン K
物質量 モル mol
光度 カンデラ cd

影響

今回の変更による、日常生活への影響は、ほとんど無いそうです。

それはそうですよね……。
いきなり、1kgが、今の750gになります!なんてコトはさすがに無いわけで。


これによって、さらなる進歩が期待されるのは、ミクロの世界のテクノロジーとかそういったものです。

今までは「1kgはこの分銅が基準です」となっていた物が、原子レベルのものが基準になるコトで、ミクロなものが測れるようになるわけです。

質量の基準は1889年から「国際キログラム原器」と呼ばれる重りが使われてきたが、この重さが汚れや摩耗などでわずかに変化したことが近年判明。日常生活には影響しないレベルだが、微細な物質を扱う先端技術が進歩したことで、より厳密な定義が求められるようになった。

via キログラムの定義130年ぶり改定 重りから原子に 日本の技術、初の貢献 - 産経ニュース

めぐりめぐって、身近なスマホとかにも影響が出てくるのですかねぇ。

おわりに

こういう『基準』ってなんか好きなんですよねぇ。(←)

なんでも、不変(普遍)のものに惹かれるというか。

「これは確かだ!」みたいなものに、頼りたいってコトかもしれません(;´▽`A``


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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